生活はかなりしんどい!医学部予備校の寮に通うメリット|デメリット

生活はかなりしんどい!医学部予備校の寮に通うメリット|デメリット

医学部予備校の寮に入るメリット

医学部予備校の中には、寮を構えるところもある。
受験生が医学部合格を目指し、勉強に集中するためだ。

ここでは医学部予備校の「寮に入る」という選択肢のメリットを見てみよう。

勉強中心の生活を送ることができる

当然のことだが、医学部予備校の寮に入れば、そこで行われるのは寝ても覚めても勉強だ。

寮に入ることで、嫌でも勉強中心の生活を送ることができる。
医学部合格を目指す人にとっては、願ってもない環境だろう。

勉強に不必要なものは基本的にない。
遊べるスペースや娯楽に関するものはなく、誘惑に怯えることもないはずだ。

食事などは寮母さんなど職員が面倒を見てくれるところもあり、そのような寮では片付けや掃除なども含め面倒な作業や手間もかなり軽減されるだろう。

一流のアスリートや経営者の著書などを見ると、「目標を阻害する原因はすべて遠ざけ、目標に集中する」という手法を取り入れている人が多い事がわかる。

そしてこれは受験生にも同じで、受験を成功させたいなら「余計なことは一切考えず勉強に没頭できる環境を作る」ことは成功への近道に間違いない。

そういったストイックな環境が自然に作れて、受験への覚悟を決められる点は、寮に入る最大のメリットといえる。

同じ目標を持つ仲間が側にいるのでモチベーションを維持しやすい

寮には同じく医学部への入学を目指す受験生が多数いる。
一人では挫折しそうな時でも、共通の意識や目標を持つ仲間が近くにいればモチベーションも上がり、それを維持することもできるだろう。

「あいつには負けたくない」、そう思えるのもいいし、「あの人と一緒に合格したい」と考える人もいるかもしれない。

いずれにせよその気持ちが、最後までやり遂げる精神力を与えてくれる。
医学部予備校の寮には、そのようなメリットがあるのだ。

時にお互いに学んだ内容等を教え合えば、より成長へと繋がるだろう。

そして「教えられることよりも教えることの方が脳への定着度は高い」というのは周知の事実である。
それを日常的に行えるのも、同じ目標を持つ仲間が近くにいる寮ならではのメリットだ。

通学時間が短くて済む

寮を抱える医学部予備校は、その寮の近くに教室を構えているケースが大半である。

通学にかかる時間を大幅に削減できることも、寮へと入る利点だろう。

実家等の普段住んでいる場所から予備校に通う時間すら勿体無いと、受験生であれば考えるべきだ。

わずかな通学時間さえも勉強へと費やすことができれば、合格の可能性も断然上がるだろう。

さらに言えば、医学部予備校の寮は、提携寮と専用寮がある。
予備校が受験生のために所有・運営している専用寮は、特に通学時間を短くすることができるはずだ。

校舎と直結型の寮を持つ予備校もあるため、時間の節約を考えるのであれば、そのような予備校を選んでもいいのかもしれない。

医学部予備校の寮に入るデメリット

メリットがある一方で、医学部予備校の寮に入るデメリットもある。
そのデメリットをクリアできるか否かを考えた上で、予備校の寮へと入る決断を下すべきだろう。

予備校に通うお金に加え寮に入るためのお金もかかる

医学部専門の予備校は、通常の予備校と比べても料金が高めに設定されている。

寮に入り予備校へと通うとなれば、その金額がさらに跳ね上がることは間違いない。

トータルでかかる費用は予備校や期間などによって変わってくるが、授業料とは別に年間100万円以上はかかると見ておくべきだろう。

特に東京都内は地価が高いために、寮に入るための費用は高額になりやすい。

家賃や食費等を考えれば妥当と言えなくもないが、まだ医学部に入れるかどうか決まっていない段階でこの金額は決して安くはないはずだ。

お金を工面することが難しければ、予備校に通うための費用で精一杯になってしまう可能性はある。
しかし、将来への投資と考えれば必要な出費なのかもしれない。

環境に慣れるまでは時間がかかる

多くの受験生が実家に暮らしているのではないだろうか。
その環境から寮へ入るとなれば、身の回りのことを自分で行う必要が出てくる。

食事付きの寮もあり、一人暮らしほどの負担はないものの、それでも環境に慣れるまでには時間がかかるだろう。

環境に早く慣れなければ、学ぶ姿勢にも悪営業が及びかねない。
気持ちも体も落ち着かず、集中力も維持できなくなるはずだ。

これでは学んだことが身に付かないため、寮に入ったことが裏目に出てしまうだろう。

10代で、しかも地方から出てくるとなればホームシックになることもあるかもしれない。

その可能性も考え、早い段階から、例えばホテルで過ごし勉強するなど、家族から離れた生活を経験しておくことをおすすめする。

こうした経験があるだけで、寮の環境に慣れるまでの時間も減らせるのではないだろうか。

ただただしんどい

なんのために寮に入るかと言えば、医学部に合格するためだ。
予備校にはその責任があるため、受験生は寮に入った段階で勉強漬けの日々を過ごす義務が与えられることになる。

まともな予備校であれば、朝起きてから夜までのスケジュールが詳細に決められており、起きている時間のほぼ全てが勉強に当てられる。

受験生が余計なことを考えないよう、予備校によっては持ち物検査が実地されているほどだ。

そのような生活は、正直しんどい。
ただの合宿や旅行のような感覚で寮へと入ると、現実とのギャップで、よりしんどい思いをすることになるだろう。

しかし、それを乗り越えなければ医学部への合格もない。
勉強のことのみを考え、すべての時間をそれに捧げる。

そのような心構えと意志の強さがなければ、医学部に入ることすらできないと考えておくべきだ。

寮に入ると安易に決めてしまう前に、一度自分にはどんな医学部予備校が合うのか考えた方がいいだろう。