浪人する受験生が医学部狙いで大手予備校に通うメリット|デメリット

浪人する受験生が医学部狙いで大手予備校に通うメリット|デメリット

医学部を狙う浪人生が大手予備校に入るメリット

医学部を狙う受験生の中には浪人している人もいるだろう。
医学部は現役で合格することが非常に難しいため、決して珍しいパターンではない。

その浪人生が大手予備校に通うメリットはあるのだろうか。
医学部専門の予備校と比較した場合の利点なども取り上げながら考察していく。

有名講師の授業を受けることができる

大手予備校には、全国的にも名の知れた有名講師が集まる傾向がある。

講師にとって高額な報酬が得られ、自らの価値をさらに上げることも比較的しやすい大手の予備校に、有名な講師が集まるのは何も不思議なことではない。

有名な講師はなぜ有名になったのだろうか。
キャラクターが立っているということもあるだろう。

しかし、大手予備校に在籍している講師は、何よりも教え方が一流だ。

独特な教え方や、他の予備校では学べない勉強法などと出会える可能性も高い。

そうしたことが、大手予備校へと通う一つのメリットになることは間違いないだろう。

そのような講師が医系コースで教えているかは予備校次第だが、大手であればあるほど名実ともに備わった講師が在籍しているケースが多い。

名の知れた講師に学ぶことを切望するのであれば、大手予備校は選ぶ価値が出てくるはず。
中小規模の予備校や医学部専門予備校に通った末に浪人生になってしまったのであればなおさらだ。

医学部専門予備校よりも学費が安い

医学部専門予備校の特徴として、授業料が非常に高いという点が挙げられる。

それと比べれば、大手予備校は医学部を目指すコースであっても、授業料が安く抑えられている。
この点は大きなメリットだろう。

大手予備校は規模が大きいため経営の効率化やコストカットを行うことで、授業料を安く抑えることに成功している。

多くの予備校生を受け入れることで収益を増やしている点も、授業料の安さに繋がっているはずだ。

医学部予備校と比べると数十万円、場合によっては百万円以上も安い大手予備校もある。

浪人生にとって、この金額の差は大きいのではないだろうか。
自ら支払うならなおさらで、親など家族に支払ってもらうにしても数十万円の違いは魅力的だ。

費用のみに焦点を当てるのであれば、大手予備校を選択すべきだろう。

様々な大学に対応できる

医学部予備校は、その名の通り、医学部を目指す人のみが学べる場だ。
一方で、大手予備校は様々な学部学科に対応している。

医学部を目指す浪人生は当然その中の医学部コースを選択するわけだが、仮に受験に失敗した場合には、他の学部へと受講するコースを変更することも可能となる。

失敗した時のことを考えるのは受験生にとっては縁起でもないが、しかしあらゆる可能性を考えておく必要があるだろう。

一度でも受験に失敗しているのであれば、再び同じ境遇になってしまうことは想定しておくべきだ。

そう考えた時、大手予備校に通いながら別の学部を目指せることは、リカバリーが効きやすいという点でメリットが大きいはずである。

志望校を変更してもわざわざ予備校を変える必要はない。
多少なりとも面倒な作業や手間を省きながら、再び受験を目指せるという利点が感じられるだろう。

医学部を狙う浪人生が大手予備校に入るデメリット

医学部入学を目指していたとしても、あえて大手予備校を利用するメリットはわかってもらえたはずだ。

では、逆にデメリットはないのだろうか。
浪人生が医学部予備校ではなく、わざわざ大手予備校を選択することで感じるデメリットを考えてみよう。

上位のクラスに行かないと有名講師の授業は受けられない

全国的に名の知れた有名講師の授業が受けられるのは、大手予備校に通うメリットだ。

しかし、そうした有名講師は人気も高く、多くの予備校生が受講したいと考えている。

いくら大手でも受講できる数に限りはあるため、希望者すべてが受講できるとは限らない。
講師の知名度や人気が高ければ高いほど、倍率は上がっていくだろう。

このような場合、大手予備校は有名講師の授業が受けられるクラスをさらに限定している。

上位のクラスに辿り着かなければ、超有名講師の授業は受けられないかもしれないのだ。

大手予備校に入ったところで、その上位クラスに入れるかどうかはわからない。
もしそこまで到達できなければ、名実兼ね備えた講師と出会うことは難しいだろう。

この不確実性は、大手予備校を選ぶデメリットとなるはずだ。

自己管理がしっかりしていないと結果が残せない

大手予備校は、総じて自由度が高い傾向がある。
受講するのも自由、授業の選択も自由、学び方も比較的自由なところが多く、医学部専門予備校と比べても、ルールや規則が緩いところが多いのだ。

これは、集団授業を中心に展開しており、自主性に任せているためだろう。

自由度が高い点はメリットにも感じられるが、よほど自己管理ができていなければ、たちまちデメリットに変わってしまう。

強い意志を持っていない人は、集中力を欠いたりサボったりなどマイナスの影響が出てしまうのだ。

自己管理力が低ければ、あっという間に落ちこぼれてしまい、医学部入学どころではなくなってしまうので気を付けよう。

どの程度緩いのか、医学部専門予備校よりも極端に自由度が高いのか、それは各予備校によっても異なる。

ただ、そのような傾向があることを頭に入れた上で通わなければならない。

生徒数が専門予備校よりも多い

大手予備校は医学部専門学校と比べて、生徒数が多い傾向がある。
集団授業が中心だからだ。

ライバルが多く切磋琢磨がしやすい、仲間が作りやすいという点で見ればメリットに感じるだろう。
しかし、大手予備校は膨大な数の生徒一人一人に対して個別に指導を行える体制があまり整っていない。

そのため、細かな指導を受けることが難しい点には注意が必要だ。

反面、医学部専門学校は個別指導が中心であり、中には担任制を導入している予備校もある。

専属の講師がトータルサポートしてくれることで、相談や問題の解決もしやすく、講師との距離も近く感じるはずだ。

大手予備校は、良くも悪くも自主性が重要になってくると言える。
高い判断能力も要求されることになるため、その点に自信がなければ、生徒数が多いという特徴はデメリットとなるリスクが大きいだろう。

ここまで色々書いてはみたが、やはり個人的には、メディカルフォレストなどの有名な医学部特化型の予備校に通う事をオススメしたい。