医学部狙いなら甘え?浪人時の科目変更について

医学部狙いなら甘え?浪人時の科目変更について

医学部狙いで浪人した際の科目変更について

浪人生が、再度医学部を狙うケースは多いだろう。
その際、センターの受験科目の変更を検討する人も出てくるはずだ。

社会と理科の分野に関する科目変更に関して、どのようなメリットやデメリットがあるのかを考えてみよう。

社会

まずは社会だが、地理、日本史、世界史を選んでいた人が倫理・政治経済へと科目変更するのであれば、これはありだろう。

倫政経は、比較的暗記量が少なくて済む。
それ以上に一般常識や時事問題が重視されるため、そうしたものに日頃から興味があり触れているのであれば、この科目変更は吉と出る可能性が高い。

ただし、暗記量で言えば地理よりも増えるため、その点には注意したいところだ。

日本史、世界史、倫政経から地理への科目変更に関してだが、これはおすすめできない。

地理は確かに暗記量は少なくて済む。
ある程度の点数は獲得できるだろう。

しかし、単に暗記するだけで獲得できる点数は限られ、合格ラインに到達するだけの点数を取ることはむしろ難しい。

特に、日本史や世界史から科目変更するのはかなり危険。
日本史及び世界史はセンターでも人気の科目のため、ここからわざわざ地理へと変更するメリットはないと認識しておこう。

では、地理や倫政経から日本史や世界史へと科目変更する場合はどうだろうか。

日本史や世界史は、センターでは確かに高得点が取りやすい科目だ。
しかし、浪人が決定し、再受験へと歩き出した中での科目変更はおすすめできない。

なぜなら、単純に暗記量が増えてしまうためだ。
1年やそこらで暗記しようと思っても、そんな簡単にはいかないと認識しておこう。

「高得点が狙いやすい」というイメージだけで日本史や世界史を選択することは自殺行為に等しいため、絶対に避けるべきである。

理科

続いて理科についてだが、こちらは暗記中心か、それとも計算問題中心かの戦いだ。

物理は文章問題から公式を導き出し計算問題を解いていく形が主流。
いかに問題を理解し、自分の持っている公式や論理から解へと辿り着くのかが鍵となる。

一方生物は、ほぼ暗記問題だ。
物理のような計算問題はあまりなく、“覚えているか否か”が高得点の鍵を握る。

物理から生物への科目変更は、暗記力に自信があるならありだろう。
地理のようにある程度の点数は望めるが、しかし、よほどの暗記力がなければ高得点を狙うのは難しい。

生物から物理への科目変更は、理科で高得点を狙いたいなら無くはない。
しかし、計算問題を解く能力がないのであれば、わざわざ変更する必要性はないだろう。

科目変更は基本的にはするべきではない!

浪人をすると、何が間違っていたのか考えることになる。
そこで真っ先に思いつくのが、科目の選択だ。

しかし、これは現実逃避であると考えておくべきだ。

浪人してしまったのは本当に選択科目を間違ってしまったからなのか、ここを冷静に考えるべきだろう。

科目変更は、どの分野であってもリスクが非常に大きいことは間違いない。
よほどのことがない限り、受験科目の変更は思い留まるべきだ。

どうしても科目変更したい場合には、予備校の講師や高校時代の先生に相談することをお勧めする。

大手の予備校なら様々な大学に対応できるので、他の学部へと受講するコースを変更することも可能だ。

自己判断は危険なため、ある程度時間をかけてでも慎重に検討することが求められるだろう。